西淀川区制100周年プロジェクト
2025年に区制100周年を迎えた西淀川区では、同年を一つの節目として、過去を振り返りつつ、未来を見据えた取り組みをおこなってきました。
かつては「公害のまち」とも呼ばれた本区は、現在、「活気があり、笑顔にあふれ、常に進化するまち」(高い防災力を備え、さまざまな文化でにぎわう西淀川)を目指す中で、区民や事業者との協働の下、アートや音楽などの文化醸成を図る取り組みを進めています。
その中で、100周年を迎えるにあたり、区内の芸術・文化活動に関心を持つ市民やグループが参加する実行委員会によって、2025年度は大きく分けて次の4つの活動をおこないました。
第一弾 夏休みファミリーコンサート 〜浅野 祥 津軽三味線エキサイティングライブ〜
2025年8月16日(土)14:00~15:00、西淀川区民会館で、津軽三味線奏者の浅野祥氏を招き、子どもから大人までが楽しめるコンサートを開催しました。184名の参加でした。「日本一!」の声が何度もかかり、会場は大いに盛り上がりまた。伝統的な民謡から洋楽まで幅広いジャンルが演奏され、津軽三味線の生音の迫力と優しさを子どもたちに届けることができました。
アンケートでは「すごく良かったです。三味線の演奏を初めて聴き、感動しました。浅野さんのお人柄も素敵でした。津軽三味線と出会わせて頂いたにしよど音楽祭にも感謝です」「浅野祥さんの生音コンサート。贅沢でした!大きなホールではできない企画ですね」「迫力がありました、やはり生演奏は素晴らしい。この様な機会を得られることは幸せですね」等の意見がありました。
第ニ弾 野外音楽フェスティバルin矢倉緑地
2025年11月3(月祝)に、西淀川区の西の端に位置し、大阪市内唯一の自然海岸である矢倉緑地にて野外音楽フェスティバルを開催しました。来場者は肌寒い天候と途中雨天もあり、これまでよりも少し減少しましたが、終始、パフォーマンスや矢倉緑地を楽しむ人々で賑わい、来場者数はトータル630人でした。
朝は、千船病院のウォーキングイベントと連携することで、開始時間に来られるお客様を増やすことができました。また、終了時は、区制100周年を記念して制作した「西淀川みんなのうた~区制100周年記念SONG~」をみんなで歌ったり、踊ったりするエンディングを企画し、大いに盛り上がって、最後まで滞在する人を増やすことができました。
今年は駐車場・駐輪場から入場するゲートをこれまでよりもスムーズに入場できる進入口を利用することができ、お客様に安全に出入りしていただくことができました。また、車両で来られるアクセス道路もよりわかりやすいルートへ変更しました。しかし、まだまだ、矢倉緑地公園の認知度が低いため、今後もより一層、この場所を活用できる手段を考えていきたいと思います。 区の広報誌や主催団体のホームページ等で出演者を募集したところ、区内に在住あるいは勤務する多種多様な13組の人たちから応募がありました。
アンケートでは「今回始めて参加しましたが、とても楽しく素敵な場だったので、この音楽祭がずっと続いていったらいいな〜と思いました。」「規模も程よくキッチンカーも美味しく色々な音楽と夕日が綺麗でした」等の意見がありました。
第三弾 ふるさと西淀川PR大使 庄野真代コンサート
2025年11月8日(土)に、西淀川区出身の歌手・庄野真代さんおよびピアノとパーカッションで構成される「227」を招き、好文学園女子高等学校アリーナ1を会場としてコンサートを開催しました。音楽とともに、西淀川区の魅力を振り返り、共有する機会となりました。昨年度に引き続き、地元・西淀川区で活動する「吹奏楽団アンサンブル・ウペポ」とのコラボレーション曲を組み入れ、アットホームなコンサートとすることができました。来場者数は276人に達しました。
アンケートでは、「庄野真代さんの歌のパワーがわたしの心に伝わってきました。懐かしくもあるメロディが高校時代を思い出されてなんとも言えない気持ちになりました。歌って素晴らしい!」「楽しみにしていました。庄野真代さんが西淀川区出身ということで来てくれたことに感謝致します。それと好文学園女子高等学校のご協力も感謝致します。毎年コンサートが続いてくれることを願っています」「かっこよかったです。都会的でおしゃれで大人な世界観なのに、温かくて心に響く歌、演奏でした。まさにシンガーという言葉がピッタリ。ピアノとパーカッションも素晴らしくて、こんな地元感のある場所で素晴らしい演奏が聴け、見られて感動です。翌日の区民祭りも勿論行きました。やはり感動して今も余韻に浸ってます。寒い中感謝です。」等の意見がありました。
「西淀川みんなのうた」~区制100周年記念SONGプロジェクト
2024年6月より、西淀川区制100周年を記念し、区民まつりをはじめとして、区民の方々から西淀川のまちへの思いやエピソード、歌詞に入れたいキーワードを募集したところ391件の応募がありました。それらをもとに、西淀川区在住シンガーソングライターのBABU(岩田祐明)さんが楽曲「西淀川みんなのうた~区制100周年記念SONG~」の制作をおこない、2025年5月24日の西淀川区制100周年記念式典で初お披露目をおこないました。
2025年度は本楽曲を多くの方に知っていただき、活用いただくために以下の普及活動をおこないました。
(1)歌詞動画の制作と公開(西淀川区役所広報アカウントにて)
(2)普及用チラシの作成
(3)吹奏楽版の制作
(4)ダンス・盆踊りの振付け制作
(5)ダンス・盆踊りのレクチャー動画制作と公開
(6)区内各所での演奏
(7)区内各所でのダンス・踊り
(8)西淀川区民まつりへの出展・舞台出演、ダンサー・踊り子認定証の作成と配布
(9)DVD、音源の提供
上記(1)の歌詞動画は、公開から半年で3000再生回数に達するなど、反響が高く、大阪・関西万博での「にしよど青空音楽団」による演奏、西淀川区内各地での盆踊り、西淀川区民まつりの舞台でのパフォーマンスやテント出展での普及を通じて、ますます広がりを見せています。区内の幼稚園では運動会で園児が踊ったり、100歳体操のグループから講師派遣要請を受けたり、他府県の盆踊り愛好家からイベントへの招待を受けるなど、成果が表れています。
2025年の区制100周年を記念して取り組んだ4つの活動は、これまでの2過年度の経験と実績を踏まえ、準備や運営・広報面での課題を改善しながら実施しました。いずれの行事でも、アンケートから参加者の満足度の高さを知ることができます。
今年度から本格的に普及に取り組んだ「西淀川みんなうた~区制100周年記念SONG~」を通じては、さまざまな出会いや交流がうまれました。西淀川区をテーマとした本楽曲に触れることで、地域への愛着がめばえ、さらには地域の活性化へとつながると期待できます。
この3年間で培った、経験やノウハウ、人脈をいかしながら、さらに、西淀川区を音楽で盛り上げていきます。
にしよど音楽祭2025には、23組の個人や団体から協賛をいただきました。ありがとうございました。
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